Bクラス 3月20日

SN:梅にウグイス(a Japanese bush warbler ) は非常に良く知られた組み合わせです。俳句の季語(seasonable word)にもなっています。鶯の別名には、春告鳥(a spring announcing bird), 花見鳥(a spring flower viewing bird),経詠み鳥(ho-hokekyo 法華経 a sutra reading bird) 等多くあります。また甲子園野球のアナウンス嬢はウグイス嬢、二条城の暗殺防止の音の出る廊下はウグイス張り、青大豆からできた緑色のきな粉はウグイス粉 。(また、ウグイスはnightingaleとも呼ばれますが、夜に啼く美声の鳥なので別物という説もあります。)ポールさんの説明ではnightingaleでも良いのではという事なので、Nightingale notifies us of the spring. (Nightingale notices us the spring.は日本人が良くするcommon mistakeだという事です。)また、Nightingale gives us a notice. は文法的には正しいが、古い言い方だとの事です。

LNToday my topic is the Coelacanth. シーラカンスのスペルを書けた人はすごいです。でもこのスペルでシーラカンス? 

 ここで、良くする間違い。Today's my topic is... とToday's とするのは間違い。

 シーラカンスは3億8000万年前から変化せずに生存し続けている化石魚です。70年前に発見されるまで200mの深い海で且つ年間を通じて水温摂氏25度の環境下で、恐らく瞑想者(meditator)の如くひっそりとエネルギーを節約して生活していたので、その生態は長く不明でした。その生態写真を初めて日本人カメラマンが撮影しました。快挙です。でも、発見されてしまった為、シーラカンスは人間との共存をどうやって行くのか、という難問を突きつけられています。因みにこの魚は頭を下にして逆さまになっている事が多いとの事です。どうしてなんですかね?

EY:娘さんがいかなご(a sand eel/a sand lance)の釘煮送って欲しいとのリクエストで今日は朝から釘煮を作って来たとの事。母の味ですね。御苦労様でした。でも smell on my hands, on my body とぼやきも入りました。釘煮の肝は、いかなごの新鮮さとのことでした。

FS:メタンハイドレートMethane Hydrateの日本領海での海上分離抽出の成功は、将来に希望を抱かせるニュースでした。Methane hydrate is an ice-like compound of methane trapped in a crystal structure of water. でもまだ天然ガスの価格よりも50倍くらいのコストが掛かる由。まだまだ難関が多く残っています。アメリカはシェールオイルガスの開発で世界一の石油生産者になるかもしれませんが、日本もメタンハイドレートの商業化が成功すれば資源国の仲間入りです。 日本の沿岸での埋蔵量は日本のエネルギー消費の200年分にも相当し、更にレアアースの埋蔵量も200年分。将来の低コストの掘削・抽出技術に期待です。但し化石燃料 fossil fuel の大量使用は温室ガス greenhouse gas を作ります。CH4--->CO2

環境には逆効果 adverse effect もあります。難しい問題ですね。

SF: 皆さんはかつて、アラスカの沿岸エスキモー Eskimo のリーダーになった日本人がいた事を知っていますか?食料であるクジラがアメリカの商業捕鯨により激減した時に、彼らを連れてアラスカの内陸のインディアンの居留地 settlement に移住したのです。その資金を作るために、先ず金鉱を発見し、インディアンに多くの贈り物をして、平和理に居住を認めてもらう努力をしました。詳しくは新田次郎のアラスカ物語に詳しく語られています。 フランク安田、1868-1958宮城県石巻出身。

 注)Eskimoの用語に関しては、『生肉を食べる人』の意味である蔑称と誤解が広く流布した為に、イヌイット innuit に置き換えるようになっていたが、実際は『カンジキの網を編む』の意味であり、特にカナダでは公用語としてエスキモーが使用されているので、エスキモーの用語を使用しています。

  

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